
お世話になります。
クランクシャフトですが、
こちらの社外品の購入を検討しています。
高品質 高精度クランクシャフト
ジャイロキャノピー 後期用 TA02 ジャイロX TD01
ノーマルストローク カスタム パーツ
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e1168729669
もし可能でしたら
一旦発送先をねぎのリーダーさんの所にし
ねぎのリーダーさんの検品、調整などお願いし
その後こちらへ送って頂き。
ねぎのリーダーお墨付きとし
例のシリピスとあわせて新しい車体に組み付けたいと思っているんですが、お願いできますでしょうか?

どうもです~
社外品クランクシャフトを購入されるのですね。
この手のメーカーの物は出来はそこそこ良いと経験上で感じていますので宜しいかなと思いますよ。
ただ、過去に一度だけコンロッド大端部のスラストワッシャーが吹っ飛んだ、という事があった以外は数十本見て来て何もトラブルは無かったです。(主にDio系用)
長期運用でトラブルが出る可能性はどうしてもありますが、選択の余地も無いでしょうからある意味ではリスクの低い「賭け」ですね(汗
修正不可能なレベルという物はなかなかありませんが、品が安定しているかどうかは見てみないと分かりませんしね。
大昔はベアリングのはまる所がおかしな寸法の物もありましたから…
後、ランププレートの当たる部位を少し削り、長いプーリーボスが入れられる様にする仕様も可能ですよ。 ドライブフェイスの位置を変えずに、シムワッシャーを追加したり出来るのでこれもお奨めです。 ではこんな感じですがご検討下さいませ~
という事で落札して検品してもらいました
両端支持&Lベアリング点計測
両端支持&Rベアリング点計測
ベアリング点支持&L側シャフト計測
ベアリング点支持&R側シャフト計測

クランクシャフトの方、取り急ぎ検芯のみ行ってみましたが、全く悪く無かったですよ。
芯出しする必要が無い位に、芯の精度は出ていました。
全ておおむね1/100程度の振れに収まっており、他の部位はともかくとして社外品としてはかなり当たりかなと思います。
ただ、クランクピンの具合によっては使っている内にブレて来る事もありますが…(汗

お忙しい中動画まで撮影していただきありがとうございます♥
ブレが無いとのこと
嬉しいような残念なような(笑)
さてどうしましょうかね?
以前言っていたランププレートが当たる部分を削った場合シムワッシャーを入れられると言うことでしたが
これはメリットなのでしょうか?
他に何か出きることはありますでしょうか?
出来ればねぎのリーダースペシャル
クランクシャフトと呼びたいんですが(笑)
出来れば刻印も(笑)

クランクシャフトはなかなか幸運な部類で何よりでしたよ。
これ以上芯を詰めてもほぼ気休めなのでそのままでOKかなと思いますです。
ランププレート座面の切削は、これはプーリーボスの調整でボスを長くしたい時には、普通はボスにシムワッシャーを追加しますよね。
ただこれだと、ドライブフェイスの位置がノーマルより車体外側に動いてしまうという事にもなります
これって本来はあまり良い事ではありませんし世間に浸透していないですが…
クランクの座面側を仮に1㎜削っておくと、純正状態であればそこに1㎜のシムを入れて次にランププレート→36㎜ボス(仮)→フェイスといった順番にセットします。
セッティングにてボスを1㎜長くしたい場合は、ランププレート→1㎜シム→36㎜ボス→フェイス、といった順番にすれば、「フェイスの位置を変更せずにボスが長く出来る」といった事になります。
駆動系を「真上」から見たイメージでお考え下さいな。
ただ、これは純正状態よりボスを長くしない人には全く無意味ですが…(笑
基本、4st系プーリーだとボス換算で1㎜分位は2速発進になりますし、さらにドクタープーリーも2速発進にはなりますから、そのあたりも考慮されると宜しいかなとも。
現状で満足であれば特に問題はありませんが、こういう手法もあるという事で。
で、他に出来る事は正直クランクシャフトにはありませんね。
外周を切削したりしても気休めですし、コンロッドのオイル穴は純正と違って大きく空いていますし…
そう考えるとこの手の社外品って結構構造は良いです、という事でひとつ(笑
あ、刻印位はご希望なら入れますよ~

詳しくありがとうございます。
今のところボスを長くする予定はありませんが
もしご迷惑でなければ今後の為に削っておくのも面白いかな?と思いました。
その際キタコのボスセットを使って遊ぼうかな?と妄想してるのですがセットのワッシャーが0.8mmなのですが0.8削ると言うことは可能ですか?
その加工をしてもらった方が刻印も値打ちがあると思いますしw
動画的にも映えると思います。
https://www.kitaco.co.jp/data/product/link/scooter_driveline/pulley_boss.html
[パワーアッププーリーボス]
これで遊ぼうかと…

えっとキタコのボスセットの物は、シムは0.3㎜と0.5㎜なんですがボス本体の長さは35.2㎜で、全部組むとノーマル長36㎜にしかならないですよ(汗
追加でシムだけ買ってこないとボスを純正より長くは出来なかったりします。
そして座面を0.8㎜削るという事はもちろん可能なので、その寸法にしていきますね。

お世話になります。
座面は削りすぎによる弊害はありませんか?
それならば1ミリ削っておいた方が良いですかね?
1ミリが良いか0.8が良いか判断に悩んでいます。
質問と言うか確認なのですが
今回の座面を削るというのは
座面がそのままでボスを1ミリ延長した場合単純にドライブフェイス面が1ミリ外側に行ってしまう
つまりプーリーフェイス面
ドライブフェイス面
ボス
ベルトの位置関係が外側にずれてしまう。
それを中心に合わせる為に座面部を削る事でそれぞれの位置関係を中心に合わせるという目的であると認識であってますでしょうか?
その場合仮に最大で1ミリのボス延長しかしないなら
座面を0.5ミリ削れば問題は解決出来ると認識であってますか?
長文で文章が苦手でうまく伝わるか不安ですが お時間ある時に いつでも良いので回答頂けたらと助かります

まず座面加工の削りすぎによる弊害というものはありませんね。
基本、ボスを1㎜以上伸ばすという事は構造上まず無いので、加工されるならば1㎜で良いと思いますよ。
必要無ければそこに1㎜分のシムを噛ませておけばノーマルとなんら変わりませんので。
(…加工しても使ってない人、というのは多分おられるかも、と思います)
セッティングとしては、正直0.3㎜ともなるとレーサーでもなければ使わないので、0.5㎜2枚を使っておけば問題無いでしょう。
なおこのシムって工業規格では無い物なので、キタコ以外だとワンオフしないといけない為に結構割高になります。
そして座面削りの意味は、おっしゃる通り
「ベルトを含めたドライブ側パーツの位置関係が外にズレる」という事で合ってますよ。
ただ、ボスを1㎜長くするなら座面側は1㎜削りで辻褄が合います。
組む順と逆になりますがパーツ外側から
・フェイス→ボス36㎜→シム1㎜→ランププレート(ボス長37㎜設定)
と組みますがこれをノーマルに戻す場合だと
・フェイス→ボス36㎜→ランププレート→シム1㎜(ボス長36㎜設定)
と組む為に、ドライブフェイスの絶対位置は変わらなくなります。
これ、逆にボスを短くする場合でも、フェイスの絶対位置を変えない場合は
・フェイス→ボス35㎜→ランププレート→シム2㎜(ボス長35㎜設定)
となるので、参考までにどうぞ。
…前回も記しましたがこれって初歩的な事なんですが、理解されてない方ってかなり多いです(泣
駆動系を「車体左側」から見たイメージが一般的になってますが、本当は「車体上側」から見たイメージも同じ位大切なんですよね~
ではでは不明瞭な点があればツッコミ下さいませ。

真上から車体を見た場合
1ミリボスを延長して
座面を1ミリ削ると右側によってしまうような気がするんですが…
0.5mmがしっくり来るんですが…(^-^;

ありがとうございます。
フェイス面が動かない前提ではこの説明で理解できるのですが
座面を削らなくてもフェイス面が左に移動すれば同じ落ち込みになるように思うのですが…
バカですいません

えーっと
「ボス長を変更してもフェイス面は一切動かさない」
のがこの手法の主題なので…
「フェイスを左に寄せる」、つまりシムを足すだけだとそうなってしまうのでそれは弊害がある、という事なんですよ。
ボスを長くする場合、フェイスを左に寄せるのではなく
「プーリー&ランププレートを右に寄せる」
のが正しい手法ですんで。
駆動系チューンを行う場合、
フェイスの位置って純正位置から変えちゃダメ
なんですよ本当は(笑

ありがとうございます。
とにかく駆動を弄るにあたって
フェイス面は動かしてはダメ
これが答えなんですね(笑)
なぜかは理解出来ていませんが(笑)
中心云々を勝手に閃いて勝手に自分で話をややこしくしてました(爆)
とにかくフェイス面を動かさない!
了解です
この1連のやり取り(質疑応答)も動画に取り入れつつ編集し
あとは見てる人に委ねます。
最後にもうひとつ質問
ボスを長くする場合はそれで分かったんですが
仮に1ミリ短くする場合はどういう風にするのが理想ですか?
フェイス面を動かさないなら
逆に座面に1mmワッシャーを追加
(座面削った分1ミリ+短くした分の1ミリ計2ミリ)するのが理想ですか?

はいそうですね。
駆動系の構成はノーマル状態の位置関係を基準とするべきなのが基本です。
とはいえ、純正でもベルトライン関連は完全にぴったりなのか、といえばそうではない場合もあるんですが、それをさらにズラしてしまうというのは悪手でしか無いのですよ…(泣
なので、ドライブフェイスの位置を変えずとも、形状の異なるフェイスを使ったりしてもズレる事もありますから駆動系って難しいんですね。
「フェイスの位置関係は動かさない」、理屈はどうあれこれを守っていく事を留意すれば損はありませんので…
次にボスを短くする場合ですが、コチラもその解釈でOKですよ。
ボスを1㎜短くした分、座面側にそれをフォローすべき+1㎜を噛ませばフェイスの位置は変わりません。
余談ですがノーマルレース等だとこちらの方向性が多いので、フェイスの位置を気にしてない人はある日突然セットが狂ってドツボったり(ry
なので0.3㎜等も含め、大量のシムワッシャーがボス部分に装着されています。
ではではちょっと理解しづらい問題ですがまた動画楽しみにしておりますです~
あ、手が空き次第クランクシャフトも加工始めて行きますね。

話がコロコロ変わって申し訳ありませんでした。
前に0.8と言ったかもですがやはり1ミリ削って頂けますか?

いえいえ、もう分かりやすく1㎜の方が宜しいかと思いますよ。
シムも0.5㎜2枚でとりあえずOKですし、使わないならそのままで問題はありませんので。
(※別にシムは0.8㎜分でも良いですね。さすがに0.2㎜の差を気にするのはレーサーレベルです)